会長のご挨拶 2011年5月

 
 武上 和人 (みずほコーポレート銀行)


この度トロント日本商工会会長を拝命致しました。就任にあたり一言ご挨拶申し上げます。

2008年のサブプライム問題、リーマンショックを経て、新興国の勃興や中東諸国における政変等、世界各地で構造変化とも言うべき大きな変動が加速度的に起こっている中、日本は、東日本大震災に見舞われ、様々な分野において一層不透明感が増していることは皆様ご存知の通りです。

このような大変厳しい経営環境の中で、当地に拠点を置きビジネスを展開している私達も、難しい舵取りが求められ日々工夫を凝らしながら業務を行っているわけですが、私は、その中でも個社では対応しきれない様々な問題を、業種を超えて助け合い、知恵を出し合いながら解決していくことに、商工会としての最大の意義があるものと思っています。

このような視点に立ち、先般、当会の理事メンバーからなる「活性化チーム」を立ち上げ、活動を開始致しました。今後具体的な施策を通じ、企業のみならず、会員のご家族の皆様や、これから当地に赴任されようとしている方々等個人のレベルに至るまで、当地における日本企業共通のインフラとして、幅広くお役に立てる組織になりますよう努力して参る所存です。

一方、トロント補習授業校に対する支援も、商工会の大切な使命のひとつです。補習授業校では、矢木校長先生のご指導の下、各先生方も日々研鑽を重ねられ、学力向上のみならず、児童生徒が日本人としての基礎を身につけた国際人として立派に成長されるよう、熱心に教育にあたられています。商工会は、補習校運営委員会を通じ、今後も引続き補習授業校をしっかりと支援して参ります。

以上、誠に非力ではございますが、会長として、皆様の一層のご発展のため全力を尽くして参ります。何卒宜しくお願い申し上げます。