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こんな時には・・・カナダ暮らし実用情報 メートル法への換算について 在トロント日本国総領事館 吉村忠幸 英語を"うざい"と感じる小生は、「世界の言葉がひとつであったらどんなに良いか」といった伝統、文化を重んじない身勝手なことを思いつきます。度量衡の単位も「メートル」、「グラム」で育ったせいか(読者の中に尺貫法に慣れていた方がいらっしゃったらゴメンナサイ!)、「ヤード」、「パウンド」(Imperial Unit とも呼ばれるそうです)で言われても今ひとつピンときません。今回はメートル法以外の単位をメートル法へ換算する仕方を、このコラムを読んで頂いた方が「確かそれは、こういうことで決まっていたんだ」と思い出していただけるようなエピソードとともに御紹介したいと思います。
カナダの良いところのひとつは、コモンウェルスのひとつでありながら結構メートル法が浸透しているところであると思いますが、まだまだ日常生活では「lb.(パウンド)」、「oz.(オンス)」といった単位を目にして戸惑うこともあります。単に数字だけを記憶するのは難しいと思いますので、その由来とともに記憶に残すことにいたしましょう。Feetは単数形のfoot、語源は足の大きさですから、1foot=30cmくらいとなります。一説によれば、この足は王の足だったとのことで少し大きくなっています。また、1inchは親指の横幅の長さと覚えて約2.5cmとなります。inchの語源はラテン語のunciaだそうで、これは「12分の1」を意味するとのことなので、12inch=1footになっています。 ところで、いろいろな物理量の大きさを、全世界に共通な単位系で表すことは、国際交流、学術交流、教育などの分野はもとより、産業あるいは社会生活上大きな利便があることから国際単位系が決められているのですが、単位を国際単位系(SI)では、次元的に独立であると見なされる7つの量、すなわち、長さ、質量、時間、電流、熱力学温度、物質量及び光度について明確に定義した単位、メートル[m]、キログラム[kg]、秒[s]、アンペア[A]、ケルビン[K]、モル[mol]、およびカンデラ[cd]を基本単位として選定しました。その他の単位(組立単位)は、7つの基本単位から数値係数を含まない乗除算により導き出すことができます。
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