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Born In Canada ―カナダの有名企業
IMAX
JETRO 中村 和生
先日までトロントの映画館では「マトリックス・レボリューションズ」が公開されていました。皆さんはご覧になりましたか?「マトリックス・レボリューションズ」は長編大作映画としては初めて、通常の映画館とアイマックス・シアターで同時公開された映画でした。
アイマックス・シアターといえば、あの臨場感あふれる巨大スクリーンの映画館を思い浮かべます。ナイアガラの滝へ観光に行ったとき、アイマックス・シアターで「Niagara: Miracles, Myths and Magic」をご覧になられた方も多いと思います。このアイマックス・シアターこそ、アイマックス社(カナダ)が生んだ技術なのです。
アイマックス社の技術の歴史をたどると、1967年のモントリオール万国博覧会にまで遡ることができます。モントリオール万博ではマルチ・スクリーン映画が脚光を浴びていましたが、その主流は複数の投影機を使ったシステムでした。そんななか、カナダの映画制作者と起業家たちが、ひとつのパワフルな投影機を使った投影システムを考案することを決意し、この新しい技術が生まれました。この技術、日本にはかなり早い時期に紹介され、1970年の大阪万博の富士パビリオンで世界初公開されました。当時、大阪万博を訪れた人は「あれがそうだったのか!」と懐かしく思い出されるかもしれませんね。(当時の大阪万博の画像は大成建設株式会社のホームページでも見ることができます。富士パビリオンや日本政府館、カナダ館の画像もあります。
(http://www.taisei.co.jp/history/showa/showa12.html)
アイマックス社の技術を使った提携劇場は世界30カ国に225箇所あり、そのうち約50%は博物館やプラネタリウム等に併設されています。1970年の初公開以来、7億人もの人がアイマックス・シアターを訪問しているといいます。トロントにもアイマックス・シアターが3つあり、なかでもオンタリオ・プレイスのシネスフィアは、アイマックス社の投影技術を最初(1971年)に導入した恒久施設だそうです。世界最初のアイマックス・シアターで、ぜひ一度、大迫力映像をお楽しみください。
トロント市内のアイマックス・シアター
- Cinesphere IMAX Theatre (オンタリオ・プレイス, 955 Lakeshore Boulevard West)
- Famous Players IMAX Theatre (259 Richmond Street West)
- Shoppers Drug Mart OMNIMAX Theatre (770 Don Mills Road)
≪著者プロフィール≫
中村和生 日本貿易振興会(ジェトロ)勤務。カナダに来て約1年。カナダ企業への対日ビジネス支援を行っています。日本における拠点設立、対日ビジネスへ興味のある企業がございましたら、ぜひご紹介ください。
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