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こんな時には・・・カナダ暮らし実用情報 接客業のプロによる異文化間挨拶指南?! 在トロント日本国総領事館 吉村忠幸
ホテル関係者向けに作成された「KEY ACCESS」というタイトルのニュースレター2002年夏号(http://www.chmse.com/upload/chmse_summer_02.pdf)では、様々な国の人がホテルを利用することから、各国別の接客態度のあり方を「International Business SAVVY」という記事にして提供しています(上記夏号の10ページ目)。
渡邊商工会会長が新年懇親会のご挨拶の中でも触れられていましたように、カナダは「モザイク」と呼ばれるほど多民族、多人種が共存している国であることから、皆様方が日頃接していらっしゃる方々も様々なルーツを持っていると思います。 この記事では「役に立つ」かどうかはさて置き、以下のような興味深い指摘がされています。 1. 日本人と握手する際には、まず相手が手を差し出してから 「アジアや日本からのお客と握手するときには気をつけよ。相手が手を差し出したらそうしなさい」と注意しています。はてさて自分を振り返ってみると、外見上一目で日本人と判断できかねる人に対しては、無意識に手を差し出しているような気がするのですが、ビジネスマナーとしてこのように注意されると、何となくけげんな印象をもってしまいます。 2. 名詞を両手で差し出すことで敬意を示すこと ・・・は日本人だけでない。記事によれば、中国人、シンガポール人もそうだそうです。 3. 日本人は相手をまじまじと見ないが、これは丁寧なことと考えること まあ、当たっているのではないでしょうか。なお、これについてアフリカやインドの人はアイコンタクトの時間が2秒から3秒であると書いてあります。 4. 日本人はびっくりしたり、困惑したりしたとき笑う 原文では"The Japanese would laugh to indicate shock or embarrassment."となっています。「日本人と付き合う法」といったガイドブックにもありそうな指摘ですが、自分自身あまり実感はありません。 5. 数インチ刻みに違う人との間合い 人との間合いの取り方の違いが文化的な相違の大きな一つと指摘しています。それによれば、アラブ:2〜3インチ、仏・伊・ラ米・露・西:2〜20インチ、加および米:24〜26インチ、アジア:加や米以上、となっています。従って、日本人は人と接するとき約66センチメートル距離を置くこととなります。実感として他人と普通の会話をする時には約1メートル程度の間隔があいているでしょうか。 いずれにせよ、「経済のグローバル化」の進展により、モノの動きと同時に人の動きも活発になって、以上指摘されているような文化的特徴が従来より薄まってきているような印象をもっており、残念な気がします。
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