
趣味と私
写真と私

Fire Niagara
JTBトロント支店 津島 晃
| 35ミリカメラからディジタルまで。筆者とカメラの恋愛記録。 |
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私の場合は「写真が好きだ」と言いましても「下手の横好き」というやつで何枚も撮ればその中で多少満足出来るものも有るだろうと、希望を持って撮っています。もっと上手く撮るためには写真学校にでも行けば良いのでしょうが、それだけの行動力は持ち合わせてないようです。
景色等を脳裏にしっかり焼き付けてなどと考えますが、数分後には焼き付けた筈の景色の形や色はかなり怪しいものとなってしまいますので、目で見えたものを正確に、美しく、瞬時に切り取れる道具であるカメラはいつの間にか10台を超えています。一眼レフ35ミリフィルムカメラで、撮るものによってレンズを交換したり、それでは速写性に欠けるために同じカメラメーカーのボディー2台に短焦点ズームレンズと長焦点ズームレンズをそれぞれ装着して撮ったりしていました。
しかし、日本製6 x 7型やスウェーデン製6 x 6型の中型カメラを使うようになってからは、35ミリカメラでは画質に満足出来なくなってしまいました。特に、スウェーデン製6
x 6のカメラにはドイツのカールツァイス製レンズがついており、発色も優れ、良く撮れた時にはその場の空気まで写り込んでいるように思えます。ただ中型カメラは重く、機動性に欠け、三脚を立てて構図をしっかり考え、緊張して撮るためにかなり重労働だと言えます。ブローニーフィルムを一本撮り終えるのに(6
x 6では12枚、6 x 7では10枚ですが)ぐったりと疲労を感じるのは歳の所為かも知れません。また、撮影済みのフィルムを現像する為には特別なラボに持ち込まねばなりません。トロントに有るラボは余り便利なところでなく、営業時間も限られているために、撮影済みフィルムが数本、長い間自宅の冷蔵庫で眠ることになり、誠に不便極まります。
ここで颯爽と登場するのがディジタルカメラです。3年ほど前に、ポケットサイズの高性能ディジタルカメラを購入しましたが、これぞ私の求めていた理想に近いカメラでした。
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小型、軽量、高性能で、胸のポケットの中に何時も持っていることが出来ますので、撮影チャンスを逃がすことがありません。 |
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電池の消費量が僅かであるために充電したもう1ペアの電池を用意しておけば安心です。 |
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マクロ、即ち接写性に驚くほど優れ、昆虫や花などの撮影が簡単に出来るようになりました。
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暗いところでもカメラを固定しシャッターを切れば意外に良く撮れます。 |
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勿論、撮影後すぐ見ることが出来ますので、上手く写ってない時は、何枚でも気に入るまで、相手が人でしたら嫌われない程度に何枚か撮ることが出来ます。
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CDにアルバムを作成し、気に入ったものは自宅のフォトプリンターで簡単に美しい写真をプリント出来ます。 |
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同じ写真を何枚もプリントしたい場合は写真店に持ち込み、ディジタル・フォトプリント・ステーションでオーダー出来ます。
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人物描写に優れたディジタルカメラ二代目を購入して使用していますが、こちらは節電性が更に優れ、一度充電すれば数百枚もの撮影が可能です。より接写性に優れた一代目ディジタルカメラもまだ現役で活躍しており、両方のカメラで4800枚ほど撮った勘定になりますが、1ヶ月に130枚程度と考えますと大した量ではないようです。
最近は有効画素数310万の高画質がスタンダードになって来ており、日本では携帯電話に付いているディジタルカメラでさえ高性能になって来ています。私の持っているのは2台とも210万画素ですが、それでも既に35ミリカメラの画質には優るとも劣らないと感じています。
昨年、秋も深まった頃一眼レフ35ミリカメラを取り出して使おうと思いましたらうまく作動せず、どうやら故障の様です。友人であるカメラメーカーの方に修理をお願いする際、故障しないカメラかと思っていたのに、と冗談で嫌味を言ったつもりが、たまには使わないとカメラは故障してしまうと逆に説教されてしまいました。
今後の私の写真にはやはりディジタル一眼レフを加えていく必要がありそうですが、手持ちのレンズを使える機種は、ボディーだけでもまだまだ高価ですし、他の趣味を諦めるか、もっと頑張って働かねばならないようです。
◇津島氏の作品より

つくし

蜂

赤い実

CNE Princess Gate

ノートルダム
≪著者プロフィール≫
津島 晃 東京都出身。1984年電気機器メーカーのカナダ現地法人を設立し、10年以上駐在。1995年日本帰任が確定したため、家族と共にカナダ永住を決意し本社、カナダ両会社から退社。その後、縁有って畑違いの旅行業に転身し早くも8年が経過しました。他に趣味は音楽鑑賞、ゴルフ等ですが、いずれも中途半端です。
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