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Born In Canada ―カナダの有名企業
Moosehead Brewery
ムースヘッド・ブリューワリー社

JETRO 中村 和生
「もし、あなたが無人島にいて、カナダからたった1つだけ何か持って来られるとしたら何が1番ほしい?」と聞かれたら、皆さん何と答えますか?
調査会社のSESとムースヘッド・ブリューワリー社が「CANADA DAY SURVEY」と称してこの夏に行なった電話調査によると、最も多かった答えは「カナディアンビール」だそうです。調査対象はビールを飲む500名のカナダ人。41%の人々が「カナディアンビール」と答えました。ちなみに2位は「メープルシロップ」の12%でした。
確かにカナダには美味しいビールがたくさんあります。スリーマン、アッパーカナダ、アレクサンダー・キース、モルソン、ラバット等々。今回紹介するムースヘッドもその一つです。
ムースヘッド・ブリューワリー社の歴史は、1865年、イギリスからノバスコシアに移ってきたオーランド一家が、イギリスで家族に代々伝わってきたレシピをもとに「ブラウン・オクトーバー・エール」というビールを作ったことに始まります。
そのビールがあまりに美味しかったことから、1867年、隣人に勧められて、オーランド一家はノバスコシアのダートマスに最初のビール工場、アーミー・アンド・ネイビー・ブリューワリーを作りました。その後、買収されたり、買い戻したり、そしてハリファックス大爆発の被害を受けるなどしましたが、オーランド一家はビール産業に従事し続けます。やがて、ハリファックス大爆発の際の政府補償金をもとに、セントジョンの西にあるジェームズ・レディー・ブリューワリーを買収し、これが後のムースヘッド・ブリューワリーズ社となったのだそうです。
ムースヘッド・ブリューワリーのビールは今では世界15カ国で販売され、アメリカの50州全てで購入できるまでになっています。1867年から続くオーランド一家のファミリービジネスは今でも続き、現在は6代目になっています。
*参考ページ
http://canada.moosehead.com/index.asp
(ムースヘッドのホームページ)
http://www.cbc.ca/halifaxexplosion/index.html
(CBC、カナダ国営放送局のサイトで、ハリファックス大爆発について詳細が記されています)
*その他ビールについての情報ページ
http://www.brewers.ca/EN/index.htm
(カナダのさまざまな醸造所を紹介)
http://www.cbc.ca/news/background/beer/
(北米のビール醸造の歴史を紹介)
≪著者プロフィール≫
中村和生 日本貿易振興会(ジェトロ)勤務。カナダに来て約1年。カナダ企業への対日ビジネス支援を行っています。日本における拠点設立、対日ビジネスへ興味のある企業がございましたら、ぜひご紹介ください。
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