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オンタリオ州教員研修報告会
[本年度参加教員]
司会:「今日は、研修旅行中の体験や印象に残ったこと、プログラムへのご意見などをお聞きしたいと思います」 Allemang:「今回の日本研修では様々な興味深い体験をしてきましたが、なかでもプログラムのはじめから終わりまで、どこへ行っても大歓迎され、本当に丁寧にお世話していただいたのには驚きました。ホテル、ホームステイ先、食事、移動の時、どこに行っても何をしても快適に過ごせるように皆さんが気をつかってくれました」 Lewis:「それに、トロントでのガイダンスも完璧だったと思います。現地で役立つ情報や資料を事前にいただいていたので、訪問先でも自由行動の日でも、不安無く楽しむことができました。予想外のトラブルなども無かった・・・あ、カラオケを歌わされたの以外は(笑)」 司会:「プログラムの内容はいかがでしたか」 Allemang:「2週間の滞在でしたが、日本についてたいへん多くの情報を得られるプログラムだったと思います」 Lewis:「一番興味深くて楽しかったのは、ホームステイと学校訪問でした」 Markus:「私にとっても一番素晴らしい体験はホームステイでした。日本の家庭について、家族同士で過ごすことがあまりない、とかお父さんは仕事ばかり・・・などの噂を聞いていたのですが、そんなことはなかった」 Allemang:「学校訪問は、カナダとの違いから、いろいろ学ぶことがありました。たとえば給食のシステムがあって、準備は生徒がする。皆、各自の役割をきちんとこなして、手際良く準備していました。教室などを子供たちが自分で掃除するのも、とても良い習慣だと思います」 Lewis:「オンタリオ州の学校は、アカデミックな科目を学ぶことが中心です。それに比べて日本の学校は課外活動や、体育、美術などにも力を入れている。給食準備や掃除もそうですが、子供が体を動かす機会がたくさん与えられています。健康面でも、運動することは大切ですが、環境と設備が整っているから学校で体を動かすチャンスがいくらでもあります。給食のシステムや運動施設の充実は、たとえば、今オンタリオでも問題になっている子供の肥満増加への対策にもなるのではないかと思います」 Markus:「日本は小学校から高校まで、プール、体育館、コンピュータなどの施設が整っている。オンタリオ州ももっと資金繰りをしてくれたらいいのにと思います」 Allemang:「子供たちが協力して勉強以外のことをするのは、とても良い教育になると思います。体を動かす環境も整っているせいか、トロントの学校と比べると生徒がもっと伸び伸びしているように感じました」 Markus:「もうひとつ、学校訪問から学んだ貴重な情報があります。日本の教育カリキュラムをこなすのは子供にとってたいへんだということ。試験も多い。こういう知識は、カナダに一時滞在して将来は帰国する日本人の子供と親が抱える学習への不安や、状況を理解するのにとても役立ちます。カナダの学校生活や英語での授業に適応するための努力だけでなく、帰国した後のことも考慮にいれなければならない。今度、トロントの補習授業校も見学したいと思いました」 司会:「史跡などの見学ツアーや移動に関しては?」 Markus:「ツアーの通訳ガイドが素晴らしかった。奈良などの史跡見学でも違う文化をもった私達がよく理解できるように説明してくれたので、日本についてたくさんの情報を得ました」 Allemang:「新幹線やバスでの移動も問題なくいきました。ツアーのおかげで、学校や家庭のことだけでなく、日本の歴史などもずいぶん学んだと思います」 司会:「良い事ばかりですが・・・(笑)プログラムに関して何か改善したほうが良い点などはありますか」 Lewis:「私にとっては完璧に近い研修プログラムでしたが」 Markus「改善しようがない・・・」 司会:「今回の経験を、ぜひ生徒や他の先生方ともシェアしてください。本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございました」 (座談会内容要約)
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