
トロント街角紹介
ブロア-ヨークヴィル
名港トランス 野々部洋史

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今回はトロントでも最もファッショナブルな街として知られているブロア-ヨークビルをご紹介します。 |
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ブロア-ヨークヴィルは、ブロア・ストリートを中心に東西はヤング・ストリートとアヴェニュー・ロードに挟まれた地区で、トロントダウンタウンの北部に位置します。南側のブロア・ストリートには、ルイ・ヴィトンやシャネルといった高級ブティックが立ち並び、ブロア・ストリートとヤング・ストリートの交差点北西角には、トロント一の高級デパート、ホルト・レンフリューがあります。そして西側のアベニュー・ストリート沿いには有名ブランドを揃えたブティックや美術品を扱う店が数多く入ったヘイゼルトン・レインズ・ショッピング・モールがあり、高級感あふれるショッピングエリアとして賑わっています。道を行き交う人々もどことなくオシャレでトロントのダウンタウンとは、また一味違った雰囲気です。
ブロア・ストリートの南側にはROMと呼ばれるロイヤル・オンタリオ博物館があり、考古学の展示を中心に数多くの興味深い美術品や収集品が置かれています。ROMは特に古代エジプト美術や古代中国美術で有名とのこと、エジプトで発掘されたミイラの展示や中国明王朝時代の墳墓が再現されています。カナダでも有数の規模を誇る博物館だけあって、ゆっくり展示を見て回ると一日以上かかってしまいます。
ロイヤル・オンタリオ博物館の西側にはバータ靴博物館、東側にはガーディナー陶磁器美術館が並んでいます。バータ靴博物館は靴箱を連想させるユニークな建物で、1万点以上の靴が展示されています。また、ガーディナー陶磁器美術館は北米で唯一の本格的な陶磁器美術館で、15世紀から19世紀までのヨーロッパ各国の陶磁器を始め、見応えのあるコレクションとなっています。
さらにその南側にはトロント大学のキャンパス、オンタリオ州議事堂のあるクイーンズ・パークが広がっています。アヴェニュー・ロードより西側はジ・アネックスと呼ばれる地域で、ヨークヴィルよりやや庶民的な商店街が連なっています。
ブロア・ストリートの1ブロック北側には、ヴィレッジ・オブ・ヨークヴィル・パークと呼ばれる一角があり、買い物に疲れたときにくつろげる憩いの場を提供しています。この公園は沼地や落葉樹林などの自然の植生を小規模ながらにも再現、また、この地方の開拓当時をほうふつとさせる巨大な花崗岩が地面から剥き出しとなっており、興味深いところです。公園を中心として、ブティックやレストランが落ち着いた雰囲気で立ち並んでいます。現在、このようにハイソな雰囲気に包まれたこのエリアも、かつてはトロントのカウンター・カルチャーの拠点として、多くのヒッピー達がたむろする街だったとか。今はその面影もなく上品でおしゃれなショッピングエリアに生まれ変わっています。
また、このエリアはフォーシーズンなどの高級ホテルがあるため、有名人もよく訪れるそうです。レストランではSASAFRAZ、SOTTO SOTTO TRATTORIAが有名人のよく立ち寄る店として知られています。ショッピングや散歩の最中に映画スターやプロスポーツ選手に偶然出くわすこともあるかも知れませんね。
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