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趣味と私 アイスホッケーを10倍楽しむ方法
カナダみずほコーポレート銀行 熊崎潤 カナダといえばアイスホッケー。別名「氷上の格闘技」とも呼ばれ、スピードとスリルそして迫力満点のカナダ生まれのスポーツです。私は大学時代にアイスホッケーをやっていましたので、カナダは昔からの憧れの国でした。大学でプレーしていた頃は試合中に殴られ鼻を骨折しましたし、両目瞼も切り、数針ずつ縫っています。その頃の毎日はというと、スケートリンクで夜の12時頃練習が始まり(夕方までは一般開放、その後フィギュア、最後にホッケーの順にリンクを使用)、深夜2時練習終了後食事、早朝4時就寝、昼頃起床し「朝食」、その後陸上トレーニング、夕方に「ランチ」という昼夜逆転の生活。いったいいつ授業に出席していたのでしょうか。良く卒業できたものです。
具体的には、攻撃側が相手のゾーンに攻め込むには、いかなる状況でも、まず人間ではなくパックを先頭にして攻め込まなくてはならない、という決まりです。 従って攻める場合には、フォワードはパックを自分で相手陣(=アタッキングゾーン)に持ち込むか、自分がパックを持っていない場合にはブルーラインの手前でパックが来るまで待たなくてはなりません。面倒なときは誰かが相手陣にパックをまず流し込み、そしてフォワードが一斉に相手陣に突入します。逆にパックがちょっとでも相手陣からブルーラインを超えてニュートラルゾーンに出てしまえば、攻撃側は全員いったん攻撃を中止し、相手陣から出てニュートラルゾーンに戻らなくてはなりません。このルールのため、いつもブルーライン上で激しい攻防が繰り広げられる訳です。 アイシングは攻撃側がレッドラインより手前でプレーしたパックが、誰もさわらず相手ゴールラインを超えた場合、攻撃側のディフェンディングゾーンまで戻ってプレーが再開されるというルールです。ただペナルティの時1人少ない場合には適用されませんので、時間かせぎに防御側はパックを頻繁に相手陣に放り込みます。 オフサイドとアイシングにはペナルティはなく、決められた位置からフェイスオフでプレーを再開します。 ペナルティは通常は2分間の退場です(パワープレーといいます)が、点を入れられたらその時点でペナルティが解け、氷上に戻ります。ホッケーではボディチェックは認められていますが、殴る蹴る引っ掛ける掴むなどの危険な行為、卑怯な行為にペナルティが課せられると理解しておけば大丈夫です。程度によって5分間の退場など様々なケースがあります。ちなみに通常の肩で行うようなボディチェックであれば、フェンスにぶつかっても(音は大きくても)防具をつけていますからそんなに痛くはありません。ただヒップチェックといって腰で当たられると、吹っ飛ばされることがあり、これは強烈です。 選手がグラブを脱ぎ捨てたら要注意 最後にラフプレー・ファイト(乱闘の類)です。試合中熱くなると時々ボカスカやっているのを見ます。もちろん反則です。野球でも起こりますが、分かってはいるがついつい、というところでしょう。こういう時、実は手にグラブをつけたままファイトしてもさほど痛くはありません。本気になった場合には、まず両手のグラブを氷上に投げつけてからファイトします。素手になったら要注意です。 余談になりますが、私は大学を卒業するときに某先輩から、「将来仕事で海外に行ったら、絶対外人にホッケーをやっていたといっては駄目だ。興奮することが好きな野蛮人のように見られるぞ。」と有り難くも厳重な忠告を受けました。しかし当地に赴任してから、恐る恐るカナダ人に、自分は昔アイスホッケーをやっていた、と話しましたところ、幸いにも彼らはウェルカムをしてくれ私をビジネスマンとして認識しているようなのでホッとしています。全く人騒がせな先輩がいるものです。 ということで概略ですがご参考になれば幸いです。トロントのスケート場は大人も無料で滑ることができ、環境は最高です。皆様がこのカナダで大いにアイスホッケーを楽しまれることを願っております。 PS:ただ今、アイスホッケープレーヤーを募集しております。見るだけでなく、やってみたいという方は是非ご一報下さい。お待ちしています。
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