トロント街角紹介

ヤング・ストリート
(Yonge Street)

Sign of Yonge Street

DENSO Manufacturing Canada, Inc.
長尾 健



私たちが住んでいるトロントの街角を紹介するシリーズ第6弾は 若者が溢れる街 「ヤング・ストリート(Yonge Street)」です。


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ヤング・ストリートは1794年に建設が開始され、 1796年に最初の53キロメートルの区間が完成したトロントで最初のストリートです。 アッパーカナダ(現オンタリオ州)の初代副総督 John Graves Simcoeが アメリカの侵略に対抗するために建設を命じた軍用道路で、ヨーク港(York Harbor)からシムコー湖(Lake Simcoe)を経て ジョージア湾(Georgian Bay)や五大湖北部を結ぶために計画されました。Captain John's Restaurant 1791年のカナダ立憲条例によりオタワ川を境にアッパーカナダとロワーカナダ(現ケベック州)の2植民地に分割した際の 英国軍事長官 Sir George Yonge の名前を取って この道路をヤング・ストリート(Yonge Street)と名付けられました。

Toronto Star Building-One Yonge Streetヤング・ストリートは 船上シーフードレストランとして有名な Captain John's があるクィーンズキー(Queen's Quay)を起点としていますが、ヤング・ストリート1番地はトロントスター紙(Toronto Star)のビルとなっています。トロントスタービルの前には「One Yonge Street」の道標が掲げられ、 また ヤング・ストリートのルーツが記された標識が立っています。

Hockey Hall of Fameクィーンズキーから少し北に行ったフロント・ストリート(Front Street)の角にはホッケーファンなら誰でも一度は訪れる「ホッケーの殿堂(Hockey Hall of Fame)」があります。アイスホッケーの殿堂は1993年に開設され、かの有名なスタンレーカップやさまざまなトロフィ、人気プレイヤーのユニフォームや用具類が所狭しと飾られています。(www.hhof.com)

Yonge Street-Financial Districtこの交差点の北に位置するトロントの金融街を抜けると イートンセンター(Eaton Center)やシアーズ(Sears)のある商業地区に入ります。イートンセンターは3フロアに300以上の店舗が並ぶ大型のショッピングモールで、ファッションにうるさい若者に人気があるスポットのひとつです。Eaton Centreまた 近隣には大型ホテル(Royal Meridien King Edward、 Courtyard Inn by Marriott 等)や有名レストラン(Oro、 Barberian's 等)、劇場(Cannon Theatre、Hummingbird Centre 等)も並び、 ミュージカルやコンサートが気軽に楽しめる一角としても有名です。

North Yorkこの商業地区を抜けてヤング・ストリートを更に北へ行くと ノースヨーク(North York)に入ります。ノースヨークは近年トロントのベッドタウンとして急速に発展してきており、映画館やショッピングモールが次々と誕生しています。 また フィンチ・アベニュー(Finch Avenue)との交差点辺りには韓国系の店舗が急速に増えてきており 最近はコリアンタウンとして発展してきています。

ヤング・ストリートは更に北に続き、 シムコー湖の近くで11号線に名前を変えてジョージア湾や五大湖の北側を経て ミネソタ州との国境の町 レイニーリバー(Rainy River)まで延々と続いています。総延長1,896キロメートルにもおよぶ 世界最長の道路としても有名です。

皆さんも一度 ヤング・ストリートを終点まで走破してみては如何でしょうか。

≪著者プロフィール≫
長尾 健
米国(ミシガン、テネシー)、中欧(ハンガリー)についでカナダは4度目の駐在地になります。カナダでの駐在生活も5年目に突入しましたが、カナダの魅力の奥深さにますます引き込まれています。

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