
カナディアン トリビアPLUS
フリーランスライター 三藤あゆみ
| 今月から新しくスタート、カナダのトリビア特集です。知っていても役立たないが、他の人にも教えたくなるようなカナダのトリビアに加え、時には少しは役立ちそうな「トリビアPLUS(+)」も紹介していきます。読者の皆様からの情報提供も大歓迎です。「へぇー」と言わせるようなネタをご存知の方、ぜひご一報ください。 |
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これはカナダ土産のアイディアにもなるので、トリビアPLUS。
●トリビア流行に火をつけたボードゲーム「トリビアル・パースイット」はカナダ人の発明である。
70年代にアメリカで「トリビア・エンサイコロペディア」という本を出した人がいたが、"トリビア"流行の一番の仕掛け人は実はカナダ人。モントリオールガゼット紙の記者と編集者が1979年にトリビアクイズを使った、あの有名なボードゲーム「トリビアル・パースゥイット(Trivial Pursuit)」を発明したのがきっかけで、雑学としての"トリビア"という言葉がアメリカやヨーロッパに広まっていったのである。
ゲームが商品化されたのは80年代に入ってから。アメリカ編のゲームが一番有名になってしまったが、最近になって、発売20周年記念のカナダ版トリビアル・パースゥイットが出た。カナダ版トリビアゲームは、ほかに「The All Canadian Trivia」という2000問全部がカナダに関するものや、子供むけジュニアエディションもある。
ナイアガラ・トリビア
●ナイアガラの滝落ちやワ−ルプールの渦飛び込みに挑戦した命知らずの中で、ペットをお供にして樽に入った2人はいずれも失敗、ペットだけが生き残った。
ナイアガラの滝落ちや、ナイアガラ川の渦に飛び込むのに挑戦した命知らずが何人もいるのはよく知られている。ボート、カヤック、綱渡り、ジェットスキーなど様々な方法が試みられたが、樽の中に入って飛び込むのがやはり定番。しかし、運悪く(?)失敗したケースでは、樽が壊れて命を落とした人より、樽から出られなくなって亡くなった人のほうが多い。この命がけのチャレンジに、かわいがっていたペットをお供にした人が2人いたが、両人とも失敗に終わっている。
一人はワ−ルプールの渦の中にペットの犬と一緒に樽で突入したウィラード氏。樽は渦の中心に入り込み、浮き沈みしながら6時間が経過。やっと樽を陸にあげたときにはウィラード氏は窒息死していたが、犬のほうは生きていた。犬は樽にあいていた小さな穴に鼻を強く押しつけてなんとか呼吸していたのである。そのせいで樽の中には酸素が入らず、人間のほうが窒息してしまった。
もう一人は 1930年に、ペットの亀ソニー君と一緒に樽に入り込み、滝落ちをやったストラサキス氏。樽は頑丈に作られていたため岩にあたってもこわれなかったのだが、滝の裏側の岩に挟まってしまった。樽が引き揚げられたのは22時間後。8時間分の酸素ボンベしか持っていなかったストラサキス氏は酸欠で死亡していたが、亀は元気で、その後も長く生きたという。
トロント・トリビア
●トロントには、世界一長いスパゲッティの麺を作った人たちがいる。
世界で一番長いスパゲッティは160メートル、というのがギネスブックに記録されている。これはトロントのセントクレア・ウエストにあるイタリア人街のフェスティバルCorso Italia Toronto Fiestaで、パン屋、レストランのエデン・トラットリア、子供たち数人が協力して作ったもの。この記録が出る前は、ニューヨークのリトルイタリーが保持していた127.4メートルというのがギネス記録だった。判定後、160メートルの麺は、エデン・トラットリアで料理して客に無料でごちそうしたそうだ。
今年も世界記録を更新しようとはりきっているらしいので、フェスティバルを訪ねたらギネス記録のスパゲッティを相伴できるかもしれない(2005年は7月8〜10日に開催)。
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