| 5:00前 |
車から這い出し、まずは森林の新鮮な空気を何度も深呼吸。まだ少し薄暗く、霞の掛かった幽境として美しい渓谷を五感で堪能しつつ、谷に降りる。時には一時間くらい山道を歩いてから谷に入る。
川下で岩をゴロゴロひっくり返しながら餌となる川虫を採集し、いよいよ釣りの開始。 沢を渡り、岩を登り、少しずつ清流を上る。浅瀬、流れのたるみ、淵、ゴルジュ、滝壷など異なる表情を見せる川の流れに仕掛けを自然に流し、美しい渓流魚を待つ。順調に行けばすぐにヤマメに遭える。
水と緑と岩が織り成すランドスケープ、水の音と鳥のさえずりを楽しみながら釣り上がる。 写真を撮ることが好きな私は、きれいな小滝を見つけてはシャッターを切る。植物の名前や鳥や昆虫の名前を少しずつ覚える。
時には景色のいい場所を見つけて休憩。お湯を沸かし、皆でコーヒーを飲む(私の場合はビール)。 |
| 11:00 |
日が高くなると釣果が下がるため、一旦竿を置き、キャンプ設営、薪集めなどを分担して行う。
その後自由時間。ちょっと贅沢な昼寝もよし、川で泳ぐもよし。山のベテラン方はキノコ採りだの山菜採りだのするが、私はキノコだけはまだ口にする勇気はない。盆栽用のコケ集めをする人も。 |
| 15:00 |
日差しがやや弱くなったころを見計らって再び谷へ。夕方の渓流もまた異なった表情。 |
| 18:00 |
火を焚き、夕食の準備。火を熾すのが一番難しい仕事。ただ仲間に必ず誰かうまい人がいて、任せる。
いよいよお楽しみの夕食。メニューはだいたい同じで、釣った魚の塩焼き・天婦羅、豚汁、焼き鳥、焼いた野菜、山菜など。川の水がよいところならば、イワナやヤマメを刺身や寿司にして食べられる。そして、なんと行っても名物"骨酒"(カリカリに焼いたイワナを熱した酒に入れダシをとったもの)は酒好きにはたまらない。
焚き火を囲み、東京よりもうんと近くに見える星を観察しながら、釣り談義に花を咲かせる。 |
| 21:00 |
いい加減お酒を飲んだらテントで就寝。(但し、熊が出そうなところでは交代で火の番をするのだが、これが結構怖い。)
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