カナダあの町この街


ウィニペグ


ウィニペグのダウンタウン


マキタ カナダ 徳井雅司



仕事の関係でカナダを旅することが多い私ですが、そのたびにカナダという国のいろいろな面が見えてきます。今年はトロントの皆様があまり行かれないカナダの町をご紹介していきたいと思います。

まず第1回目は、中西部の平原に位置し、湖と川に隣接した町"ウイニペグ"をご紹介します。

トロントからジェット機で2時間ほど西に飛ぶとウイニペグに着きます。人口が60万人あまりの小さな町ですが、歴史を紐解いてみるといろいろと興味あることがでてきました。


<Winnipeg トリビア>

くまのプーさん

第一次世界大戦へ出征したカナダの将校、ハリー・コールボーン(Harry Colebourn)が、その連隊のマスコットとしてブラックベアーの小熊をイギリスへ連れて行きました。彼がフランスの戦地へ行く際、彼の故郷と同じ"Winnie"という名をつけたこの小熊を、イギリスの動物園に寄付しました。イギリスの作家、ミルン(A.A.Miline)とその息子クリストファー・ロビンが"Winnie the Pooh"を好きになり、ミルンが息子と小熊について書きおろしたのがこの物語です。

ハドソンベイカンパニー


1668年イギリス船"Nonsuch"がハドソン湾に毛皮取引のため派遣されたのが由来で、マニトバにハドソンカンパニーが設立されました。この船の模型が現在マニトバ博物館に展示されています。現在のベイデパートはこの毛皮取引会社からきています。

ジェームス・ボンドはここで生まれた


第二次世界大戦のスパイの黒幕として活躍し、有名になったウィリアム・スティーブンソン(Sir William Stephenson)はウィニペグで生まれ育ちました。この伝説的で豪胆なスパイをモデルにして、ベストセラーになったのが小説「A Man Called Intrepid」です。「007 ジェームス・ボンド」はここから生まれたのです。

ロイヤル カナダ ミント

カナダだけでなく、過去25年にわたり世界60カ国のコインを製造している造幣局があります。年間で40億枚のコインが、一秒間750枚のペースで造られています。

アボリジ二とフレンチ

空港、ホテルでは時折フランス語が話されるているのを耳にします。ウイニペグはケベック州から西の地域で最もフランス語が多く使われている州なのです。またウイニペグには最も多くの先住民が住んでおり、アボリジ二のテレビ放送局などもあります。



<風景>

さて、今回訪れたのは、Assiniboine riverとRed riverの二つの川が交差するダウンタウンのウォーターフロントです。しゃれたレストランやお店、リバーウォークができる公園があり、市民が集うポピュラースポットになっています。

この場所は、1738年にフランス人Pierre de la Verendryeが毛皮取引のため入植したところです。レッドリバーコロニーという名前で1880年まで毛皮取引の中核の地でした。その後、西の玄関として鉄道の駅となり倉庫が立ち並びました。飛行機の時代に入り、近年は廃れる一方でしたが1987年に市の管轄のもと再開発され、市民が集まる憩いの場所になりました。その他、歴史を感じさせるマニトバの州議事堂、ウイニペグの繁華街ポーテージ通りの写真をご覧ください。





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