カナディアン トリビアPLUS


 


フリーランスライター 三藤あゆみ


カナダのトリビア特集です。「知っていても役立たないが他の人にも教えたくなる」ようなカナダについての知識に加え、時には少しは役立ちそうな「トリビアPLUS(+)」も紹介していきます。読者の皆様からの情報提供も大歓迎です。「へぇー」と言わせるようなネタをご存知の方、ぜひご一報ください。

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長い冬がまたやってくる、といってもトロントは序の口。カナダの気温最低記録は、なんと−63℃。体感温度となると−92℃である。

最低気温が記録されたのは、1947年2月3日、ユーコン州スナッグでのこと。−63℃だと、文字通り息も凍る寒さで、息は吐いた瞬間に凍って結晶となってしまうそうだ。外を歩くと凍った息が後ろに流れていくのが見えるという。風が吹いたときの体感温度、ウィンドチル(風冷指数)の一番寒い記録は、−92℃。これはノースウエスト準州のペリー・ベイで1975年1月13日に記録されている。


かつてイギリス軍は、カナダをフランスにあげてしまおうとしたことがあった。

1761年、イギリスは、“寒くて未開のやたら大きいだけの領地”であるカナダを、フランスに渡してしまってもよいと考えた。当時イギリスとフランスの戦いは激しくなり、西インド諸島の島々のとり合いとなっていた。1759年にイギリス軍は、フランスが持っていたカリブ海の小さな島グアドループを占拠したのだが、その後、「カナダなんかいらないからフランスと交渉してグアドループをもらおう」という意見が多かったという。グアドループは、プリンスエドワード島の4分の1の大きさしかないが、この島でとれる砂糖、コーヒー、バナナなどの貿易をするほうが、カナダを植民地にして毛皮の貿易をするよりも、かなりで魅力的で得だと思ったらしい。


半分にちぎれたカナダの20ドル札は、10ドルである。

バンク・オブ・カナダの規定では、破損したカナダの紙幣は面積の5分の2から5分の3が残っているものはもとのお札の半額の価値があることになっている。半分だけになってしまった20ドル札は10ドルと交換してくれるというわけだ。5分の3以上残っている場合は、全額の価値がある。バンク・オブ・カナダには切れた紙幣の残っている面積を正確に測るためのプラスチックのスケールがおいてある。ちなみに、燃えて灰と化したものは全額の価値があり、化学鑑定をすればどの紙幣何枚分の灰かわかるのだという。


参考
-『The Trivia Guys』  Mark Kearney and Randy Ray
-『The Great Canadian Trivia』Mark Kearney and Randy Ray
- CBC official website
 


≪著者プロフィール≫
三藤あゆみ
フリーランスジャーナリスト/翻訳家。日本の高校卒業後イギリスへ渡り、後にトロントに移住。トロント大学卒。埼玉県生まれ。

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