トロント街角紹介

歴史的な見所いっぱいの
フロント・ストリート(Front street)



DENSO Manufacturing Canada, Inc.
杉岡 憲



私たちが住んでいるトロントの街角を紹介するシリーズ第13弾はダウンタウンにあるフロント・ストリートを紹介します。


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フロント・ストリートは、アッパーカナダ(現在のオンタリオ州)の初代副総督、ジョン・グレーブズ・シムコーがトロントの町をヨークと名付けた1793年当時、オンタリオ湖沿いの通りということで、フロント・ストリートと呼ばれるようになりました。現在では、高速道路やハーバーフロント開発等により埋め立てが進み、オンタリオ湖岸から若干離れてしまいました。

この通りは見所が大変多くあります。まずユニオン駅周辺から見ていきましょう。この辺りは皆様ご存知のとおりビジネス街です。CBC(Canadian Broadcasting Corporation)放送センターから始まり、1927年の開業時には英連邦で最も大きなホテルであったRoyal York Hotel、40階と26階建ての2つのビルから成るRoyal Bank Plazaが見えます。

さらに東に進むとYonge通りとの交差点には1993年に Exhibition Placeの敷地から現在の場所に移動したHockey Hall of Fame (ホッケーの殿堂)、3千席以上を有しミュージカルやバレエを見ることのできるHummingbird Centreがあります。

交差点からさらに東へ行くとフロント・ストリートとウエリントン・ストリートとの間にある公園の一角 に、ウォールペインティングのある三角柱の変わった建物があります。これは、Flat(-)iron buildingと呼ばれます。

このビルはディスティラリー・ディストリクトにある、かつてのウイスキー蒸留会社と関係があることをご存知で しょうか。その蒸留工場の創始者William Gooderhamの息子であるGeorge Gooderhamによって1892年に建てられ、1952年まで ウイスキー蒸留会社の事務所として使われておりました。ちなみに私は右の写真のようなセント・ローレンス・マーケット付近から、このFlat(-)iron buildingの背景に金融街のビルがそびえる風景が大変気に入っています。(実物は右の写真より格段に綺麗です)

もっと東へ進むと、セント・ローレンス・マーケットが見えてきます。ここは1803年に開設された歴史ある大きな市場です。南側の建物は、日・月を除き開かれており、デリ、チーズ、肉、魚や野菜などを買い求める人々で賑わっています。

またフロント・ストリートを挟んだ北側の建物では、土曜日の早朝5時よりファーマーズ・マーケットが開催されます。日曜日には、同じく北側の建物にてアンティーク・マーケットがあり、眺めて歩くだけでも大変おもしろいと思います。

セント・ローレンス・マーケットの詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.stlawrencemarket.com





≪著者プロフィール≫
杉岡 憲
2006年1月にカナダへ赴任してきました。ようやくカナダでの生活も慣れ、楽しむことができるようになりました。これからカナダについてもっと吸収していきたいと思っております。

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