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踊った! 語った! 歌った!
皆が一丸となって 盛り上げた
トロント補習授業校高等部「和楓祭」


高校2年生の群読


高等部生徒会担当教員

木村美帆


去る3月10日午後、恒例のトロント補習授業校高等部の文化祭「和楓祭」が、ウィノナ校カフェテリアを会場に、保護者や生徒の友人などを招き盛大に開催された。

高等部生徒会が主催するこの「和楓祭」、今年度は「和の心 知るきっかけが 今ここに」をテーマに、高等部生徒全員が一丸となって練習や準備に励んできた。

中心は学年(クラス)ごとの「和」(日本のよさを知ること、クラス内での団結力を強めること)への取り組み。

1年生は浴衣姿の女子生徒とネクタイ姿の男子生徒が軽快なリズムを作りながらダンスする「ストンピング」を、行事の始まりにふさわしく華やかに披露した。2年生は、絵本「スイミー」のストーリを交えながら、「過去、現在、今、時の流れ」をもとに詩や言葉、歌を織り込んだ自作の脚本を、読み方に変化をつけて言葉に立体感を出していく群読を発表し、観客を魅了した。また3年生は、「甘味処」と名付けた模擬店を出し、うどんやおもち、抹茶アイスなどを販売した。カウンター前には大勢のお客が列を作り、売り切れメニューも出るなど大人気だった。


高校3年生をメンバーにしたバンド演奏
また、有志による2組のバンド演奏やダンスの発表があり、会場を大いに盛り上げたほか、生徒や教員の趣味の作品(絵や写真、工芸品など)の展示も行い、週に一度の授業では目にすることのできない各自の才能を発表する場も設けられた。さらに、はっぴ姿の教師陣による「さくら音頭」では、生徒や保護者、来客も飛び入り参加し、会場内を一緒になって踊り、祭りの一体感、楽しさを皆で味わい、「和」を満喫した。

週に1回の補習校で、生徒は限りある時間をやりくりしながら、練習、準備に取り組んできた。そのなかでも中心となって活躍した生徒会は、昨年9月からほぼ毎週昼休みに話し合いを行い、企画、運営にあたってきた。今回の「和楓祭」が大盛況のうちに終えられたことに、生徒会一同、十分な達成感、充実感を味わうとともに、今後の生徒会活動を運営していくうえでも大きな自信につながった。

高等部生徒会は平成17年度、正式に発足。役員は毎年、立候補、選挙を経て決まり、18年度生徒会は役員5名(会長1名、副会長2名、書記1名、会計1名)で構成される。現地校との学業の両立で忙しい高校生であるが、高等部に通学する目的のひとつに、現地校では体験できないクラス活動や生徒会活動を挙げ、活動に励む生徒もいる。 

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