新専務理事のばたばた日記 



トロント日本商工会

伊東 義員


3月費日
商工会事務所で、日経新聞を購読している。毎朝、アシスタントが自分の机に置いておいてくれる。日本にいたときも、日経新聞を読んでいたので、とてもうれしい。でも、これってとても高いんじゃなかったっけ。

値段を聞いてみて、ゲゲゲ。年間1600ドルもするの!読んでいるのは自分だけ? これはどう見ても、もったいない。他の人にも読んでもらえるのなら、価値があるかもしれないが、わざわざ日経新聞を読みに、商工会事務所まで来る人もいないだろうしな。自分では読みたい気持ちもあるが、最近はニュースはインターネットでほとんど読めるし、止めるか。この浮いた予算で、会員向けのセミナーのひとつでもできたほうがいい。

3月会日
今日は、定例の理事会。本業で重責をお持ちの各理事の方々に、大変お忙しい中お集まりいただき、商工会のために討議をする場。総領事、ジェトロの所長も同席。議題は事前に準備し、回覧される。資料を準備し、担当理事と事前に調整し、理事会に臨む。

資料つくりにはかなり気を使う。短い時間で、ポイントを絞った討議をし、決定を得ないと、次回の理事会まで決まらないことになる。報告事項も多いが、それはそれで重要。資料も結構な量になる。印刷、まとめに時間がかかる。しかし、今の時代、これだけの資料を紙で配る方法がよいのか。ちょっと疑問。パワーポイントを使い、プロジェクターで資料を参照してもらいながら討議すれば、かっこいいいかも。でも、その準備もまた、大変か?

3月異日
春は、異動の季節。2月以降、会員の方々から異動の連絡が入る。特に、会費請求書が届くと、会員登録変更が必要なことに気づく模様。それにしても、この時期、どれだけの人が異動するのだろうか。会社勤めの宿命ではある。そろそろと待ち構えている人、急に異動となり、ビックリしている人、異動先を聞いて、がっかりする人、やっと帰国できると喜んでいる人等々、悲喜こもごもではないだろうか。 異動で苦労するのは、本人はもとより、その家族、子供たちもしかり。いや、本人以上かも。本人は、会社の命令とあきらめがつくが、特に子供たちは、無理やりつれて来られ、また、無理やり異動させられると感じているのでは。子供に、大人の会社社会を理解してもらうのは、難しいかな。

3月医日
領事館主催の医療講演会に行き、『新型インフルエンザ』と『メンタルヘルス』の話を聴いてきた。新型インフルエンザは、毎日のように報道されており、みなさんの関心も高い。自分もそれないに知っているつもりだったが、講演を聴いてびっくり。パンデミックなんて言葉、知らなかった。どうも、壊滅的大流行というのが新聞等で使われる訳語だそうだ。なにか人類滅亡となるような言葉の響き。

これまでに、1918年スペイン風邪、1957年アジア風邪、1968年香港風邪がこのパンデミックだったそうだ。以来、約40年発生していない。今回の鳥インフルエンザH5N1型は、世界中で5千万人が死亡した1918年のスペイン風邪と同じ強毒性だそうだ。今の段階は、鳥からヒトへの感染であるが、すでにヒトからヒトへ感染するウィルスが見つかっていると新聞記事にあった。そろそろ人類も終わりか?なぜ、ウィルスは進化するのに、ヒトは対抗するために、進化しないのか? 薬に頼りすぎ? 

ところで、今日の夕食は、鳥肉料理かな?焼き鳥うまい店、ないかな?

3月医2日
先日の医療講演会でもうひとつのトピック、『メンタルヘルス』。海外勤務管理センターのデータ(こんな機関があることすら知らなかった)によると、海外赴任者の39%が神経症圏、20.9%が抑うつ状態圏だそうだ。すなわち、5人に1人は、うつ病になる可能性が高いということ。

ここカナダではここまで高くはないだろうが、それでも悩んでいる人はいるだろう。不調が出始めるのは、赴任してからちょっと慣れてきた数週間から数ヶ月と、かなり慣れてきた2〜3年以降だそうだ。兆候はさまざまだが、気になるのは、日常生活での多弁という兆候。

最近、親父ギャグがつい口に出てしまい、家族からあきれられている身としては、もしかして、自分も抑うつ状態圏?

3月災日
事務所が入っているビルの防火責任者講習会に呼ばれた。たった2人の事務所とはいえ、こうしたことはしっかりしておかなければ。学んだこと。もし、火災が起きたら、消火器で消そうなどと思わず、警報機を鳴らし、他の人に伝えながら、まず逃げること。

最近の消火器は、圧力がとても高いので、狭いところで使うとかえって火の粉を飛ばしてしまうのだそうだ。訓練を受け、知識のある人しか使ってはいけないらしい。

へ〜、そうなんだ。商工会事務所は、1階のそれも入り口のすぐ横なので、外にでるには一番近い。帰りに防火管理マニュアルと、やたら派手な帽子をもらった。FIRE WARDENとでかでかと書いてあり、絶対かぶりたくない。火災が出ないように祈る。でも、事務所に消火器、ないよ?

3月準日
今日は、補習校の準備出勤日。先生方が全員集まり、新年度の担任発表。新任の先生も入り、また、ベテランの先生もお元気で、とても活気がある。前任の先生と引継ぎや、新体制での学部毎の打ち合わせを行い、1年間の学習指導計画を作成していく。佐野校長先生も無事、着任され、ご挨拶された。長年の経験からくる余裕と自信を感じた。

自分も、常任運営委員として、挨拶らしきものを述べさせてもらった。なにやら偉そうなこと(組織論?)を言ったが、要は、全て子供たちのためにがんばってくださいというメッセージ。先生方、よろしくお願いします。

4月総日
毎年恒例の補習校保護者総会が、補習校入学式の後に行われた。常任運営委員という立場上、司会なんぞという大役を仰せつかり、しっかりマイクを持っていた。マイクはカラオケ以外は持ったことがないのでちょっと緊張。例年、入学式が終わると帰られてしまう保護者の方が多いので、今年は間をおかず、在校生退場の間にちゃっかりアナウンスを入れ、総会への参加を促す。来賓で出席いただいた運営委員の方々には、保護者席の前に移動していただき、態勢万全。ここまではよし!

いざ、総会が始まると、言葉が早口になり、うまくしゃべれない。気の小さい面がもろに出てしまう(誰も信じてくれないが)。それでも、なんとか運営委員長の挨拶、運営委員の紹介と進み、佐野校長先生の挨拶となる。さすが、話し方がうまい。経験と自信があふれたお話。見習うこと多い。

次は、会計幹事からの会計報告と今年度予算説明。今年は授業料等の値上げをお願いしたので、質問がたくさん出て追及されるかとびくびくしていたが、保護者の方々はこころが広い。運営委員を信頼していてくださると勝手に理解する。最後の意見、要望、質問では、なかなか口火が切れなかったが、それでも図書室の件、先生方の件について質問が出た。授業日数の件については、佐野校長先生にご説明していただき、予算の図書費については、会計幹事の運営委員に説明していただいた。

しかし、ここで大きな反省。説明された後、自分が補足をしてしまった。なんたる失礼。また、その他の質問についても、もっと校長先生、教頭先生に説明をお願いすべきだった。特に、先生方についての質問については、自分などが説明すべきではなかったと、いま大きく落ち込んでいる。ごめんなさい。今後は、でしゃばらないようにいたします。

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