
商工会チャリティゴルフ大会開催とその舞台裏
幹事会社 スズキカナダ社

6月17日(日)、グレンイーグルゴルフクラブ(Glen Eagle Golf Club)にて、毎年恒例のトロント商工会チャリティゴルフ大会が開催された。そして、その幹事会社としての苦労話を書いてほしいと、商工会事務局より依頼を頂いた。
当大会の運営を当社が受け持つことを聞いたのが2月初旬。当時の社長 原野が全駐在員を召集。「この時期に何?」と思いながら会議室に入って席に着いた。「実は今年の商工会の理事会で運動部長を任されてしまい、7月の商工会ゴルフ大会の幹事をすることになった。田原君にその運営の責任者をやってもらうから」。「社長そりゃないよ・・・」と思いながらもゴルフを多少なりともする人間が社長と私しかいない現実を鑑みると、仕方ないのかと諦めの気持ちになった。
恒例の4月の人事異動。驚いたことに社長の原野はアメリカに転勤になった。「原野さん、ゴルフの幹事何とかなりませんか?これじゃあ、たまりませんよ」というものの、商工会の決まりで運動部長はそのまま新社長の丸山に引き継がれることとなり、幹事を辞退することはできなかった。
4月の中旬くらいからか申し込みが増えてきたが、まだ余裕があったため月の半分は国内出張にでかけていた。しかし、それもそのうちできなくなった。電話の数とe-mailの数が増え、ついには仕事とゴルフ大会のe-mailで1日70通くらいのメール量となった。
問い合わせ内容について要領得ない回答になってしまうこともあった。そもそもゴルフコンペの類をあまり知らない人間がこのような大イベントを準備すると何が準備できていて、何が足らないのかというのがわからない。わからないことがわからないから最悪。更に、過去にこの大会に出たことがあれば多少なりとも雰囲気というものがわかるものだが、私自身カナダには昨年5月に赴任してきたばかりで6月もばたばたと生活基盤を整えるのに動き回って参加どころではなかった。新社長はもちろん、他の駐在員も誰も出たことがないので、ホントに手探り状態。この点については、前回、前々回の幹事会社ヤマハミュージックの多田さんに大変お世話になった。
手配を進める中で何が大変だったかと聞かれた時、細かいことを言い始めるとキリがないのだが、外部に対してまずは誠意を持ってあたること、丁寧であること、誤解のないようにうまく交通整理すること、内部に対しては業務に支障を来たさないように気を配ることだったろうか。
多くの方々、そのほとんどは見知らぬ方々と、顔の見えない状況で電話やe-mailを通して、決して相手に不快な思いをさせない気遣いが必要だった。全てをビジネスライクに済ませばいい、本業を犠牲にしてまでまじめにやる必要はないと思ったりもしたが、ついつい電話の前でお辞儀している自分がそこに居て、ふと気がつくと周りの現地人スタッフがニヤニヤしていた。200ドルの寄付金が締め切りの時点で10社分ほど足らなかったとき、駐在員全員で未回答の会員企業にお願いの電話をした。その際にも、全員が同じ声となるように このようにお願いしてくださいとお願い内容を考えた。
組み合わせ終了後につきもののプレーヤーの追加とキャンセル。キャンセルは仕方ない。駄目と言っても来れないものは来れないのだから。そこは丁重にプレーフィーは返却できない旨伝える。追加については、当初の組み合わせで3人組み合わせをいくつか用意しておいたのが幸いし、そこに組み入れることができた。手伝ってくれた現地人スタッフからは「今度だけよ、これ以降は駄目!」、「人がいいわね」、と言われながらも、なだめてゴルフクラブに連絡して変更の組み合わせ表を送らせた。年に1回の大イベントです。できる限りのことはやってあげたい。
そして迎えた当日。スタートから遅れた。「ゴルフにはつきものだよ」ということだが、後がつかえる。午後からちょっとしたトラブルがあったが、なんとか切り抜けることができた。
結局、弊社だけでは運営は困難だったので、前出のヤマハミュージックの多田さん、石原さんご夫妻、CAMIより3名に当日のお手伝いをお願いした。
皆様お休みの中、大変ありがとうございました。また、大会を皆様のご支援、ご協力により、無事終える事が出来、主催者一同心より感謝致しております。
終了後、とにかく肩に重くのしかかっていた負担がすーっとなくなった感じがした。ゴルフはアレンジでなくやはりプレーするのが一番だと心から思っている。
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