2007年度
オンタリオ州教員日本研修プログラム
帰国報告



参加者のタツ・タカダ先生、コリーン・アーリー先生と富原CR部長



フリーランスライター 三藤あゆみ


8月22日(水)、2007年度の国際教員日本研修プログラム(IEJ)<リンク http://www.jetro-k.or.jp/Ed-index/Ed-index2.htm>に、オンタリオ州から参加した先生方による帰国報告会が行われました。今年度は、シムコ・カウンティ地区教育委員会からColleen Earlyさんと、トロント地区教育委員会からTastsu Takadaさん、2名の先生が選出され、6月24日から7月7日までの約2週間、東京、京都、奈良、秋田、広島などを訪ね、学校訪問、デモ授業、ホームステイなどを体験しました。

先生方の主な感想として、まず、過去の報告とも共通する、「プログラム内容が充実しており、研修旅行全体がうまく構成されていた」、「個人旅行ではできないような異文化体験が多くできた」、「ホームスティがたいへん興味深く楽しい体験であった」、「ガイドの方がたいへんプロフェッショナルで、また、ボランティア学生などがとてもよく世話をしてくれた」、などが挙がりました。日本の学校で日本人の子どもたちを教えるデモ授業、教室で生徒と一緒に給食を食べたこと、観光や見学では、お寺での宿泊、広島で原爆被爆者の方に会って話しを聞くなどが、プライベートな旅行ではなかなか実現しがたい経験だと感じたそうです。

また、 「ホームステイは非常にすばらしい体験で旅行のハイライトだった。」(アーリー先生)

「トロントでは日本の文化や日本語を教えているので、実際に授業に使える資料、写真、体験談など、生きた教材が収集できた」(タカダ先生)

「学校訪問とデモ授業の時に、教室で自分だけが言葉が分からない外国人という立場になったのは、非常に重要な体験だった。外国からカナダに引っ越してきたばかりの子どもたちの気持ちを少しでも体験できたような気がする。外国から来る生徒を教える先生たちは皆、一度は経験すべきだと思った」、「他の先生方と体験をシェアするために、ワークショップを開く予定」(アーリー先生)

訪問先の小学校で生徒たちとアーリー先生

「学校訪問、授業参観では、カナダの学校との違いに色々気づいた。 たとえばクラスでは私語が少ない。また、授業中、生徒が発言する時は手を挙げて先生に指名されたら話すというやりかたなので、日本のカルチャーをあまり知らない先生は、最初、なぜ日本人の生徒は教室で静かなのか分からなかったようだった」(タカダ先生)

「日本の学校は勤務時間が長く、先生の休憩時間が少ない印象。また、給食を一緒に食べるなど生徒たちと過ごす時間も長い」(アーリー先生)などの感想がありました。

今後、研修プログラムをより良くするための参考にもしたいので何かリクエストはありますか、という商工会事務局の伊東専務理事の質問に対しては、 「可能であれば、旅行前に配布される日本に関してや簡単な日本語を覚えるための資料を早めにもらいたい。役立つ資料なので5月中に手に入れば6月の出発に向けてゆっくりと予習できる。言葉、社交関連の情報、お土産の用意など知らない事は、資料にたよった」 また、「参加者どうし知り合う機会が旅行のはじめの方にあるとより良い。同じグループの人と知り合いになるのに3日ぐらいかかったので、もう少しよくお互いの自己紹介ができるように、グループごとのでアクティビティを増やしてはどうか」などの意見が出ました。

(要約:三藤あゆみ)

今年は、報告会でのお話に加えて、両先生に研修旅行の感想・体験記を書いていただきました。

(写真をクリックすると感想・体験記が読めます。








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