広報委員のひとりごと


占星術



2007年度広報委員

フリーランスライター 三藤あゆみ

近所の本屋に立ち寄ったら、2008年カレンダーと、星座別アストロロジー(西洋占星術)の本がレジの近くにたくさん並んでいました。クリスマスの飾りつけと共に、本屋の店頭に並ぶ「星占いの本」もトロントの年末の風物詩。日本の高島暦のような存在のようです。

占星術というと、日本では女性誌や女性週刊誌の定番ページですが、全国紙やビジネス誌上ではあまり見ることはありません。でも、北米やイギリスなどの一般向け定期刊行物の多くが、占星術のコーナーを持っています。経済紙や全国紙なども同様で、ワシントンポスト紙や、グローブ・アンド・メール紙にも星占いが載っていますね。

それはもちろん人気があるからだと思いますが、トロントの人に聞くと、私の身近にいる大人の男性では、星占いを人前で読むのは恥ずかしいと思う人が多い。でも、「特に信じていない」といいながらこっそりチェックしている人、けっこういました。

以前、ビジネス誌に「ひとりでインターネットをしているときに急に誰かが近くに来て見られたらきまりわるいサイトのトップ10」というのが載っており、星占いのサイトがランク入りしていました。

かつてレーガン大統領が占星術師をコンサルタントにしているのが話題になりましたが、アメリカの株式市場に参加していて影響力のある人々には、占星術ファンが多いそうです。ニューヨークでASTROLOGY & STOCK MARKET FORECASTING CONFERENCEなるイベントが開かれたりするのも納得。

カナダでは、カルガリー大学の心理学者がカナダ国内で行った統計調査によると、45%が「占星術は、少しは科学的な要素があると思う」と答えたそうです。

さて、本は買わずとも私もざっと立ち読み。“2008年のいて座・・・ここ10年で一番好調な年” という一文が(そこだけよく覚えている)。

そして最後に「いて座生まれの人の特徴」のページを見てみると、「とてもポジティブな性格だが楽観傾向が強すぎ、よいことしか覚えていないことも多々あり。注意してください」。

ふ〜ん・・・。

≪著者プロフィール≫
三藤あゆみ
フリーランスライター/翻訳家。日本の高校卒業後イギリスへ渡り、後にトロントに移住。トロント大学卒(心理学、東アジア学専攻)。埼玉県生まれ。



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