新専務理事のばたばた日記 第12回 



トロント日本商工会

伊東 義員


12月誕日
トロント総領事館主催天皇誕生日レセプションに夫婦で出席した。毎年行われているが、出席するのは隔年のペース。今年は、前回出席したときよりも多くの方が集まられた感じがする。集まる理由はいろいろで、思いも様々であろうが、とにかく日本を思う人が一堂に集まる機会としては、数少ない貴重なもの。日頃なかなか顔を見ないひとや、ゴルフ場でしか会わない人などとも挨拶ができ、話に花がさく。とかく、冬場は外で人に会う機会が減るので、こうした機会にはどんどん出ていくつもり。でも、ダウンタウンからの帰りの足には注意が必要。自分はアルコールを飲まないが、好きな人は、車ではなく公共交通機関やタクシー、または飲まない人を運転手にして、くれぐれも酒酔い運転はしないように。

12月教委日
昨年はタイミングを逸してしまったが、今年は、トロント地区教育委員会の担当者に年末の挨拶に伺った。補習校の校舎は、トロント地区教育委員会から借りているので、少しはご機嫌伺いをしないと、というわけではないが、お世話になっているのは事実。また、高等部では国語の教科をオンタリオの高校クレジットとして申請しているので、その辺も併せて質問させてもらうことにした。主任先生、国語の先生との3人で、ダウンタウンの庁舎へ。

いきなり困った。指定の階でエレベーターを降り、さあ、内線で連絡を取ろうと思ったが、どう連絡したらよいか、わからず。掲示板にある番号では繋がらない。3人でうろうろして困っているところへ、運よく(悪く?)通りかかった人に中にいれてもらい、担当の方に連絡も入れてもらった。いざ、面会。相手は、お役人だよな、堅いんだろうな、苦手だな、と勝手な想像をしていたが、お会いしたのは柔和なご婦人。こちらの質問にも適切に返答してくれた。ちょっと、トロント地区教育委員会によい印象をもった日であった。

12月周年日
2008年は、日加修好80周年記念の日。1928年に日本がオタワに公使館を設立したことで正式に国交を樹立してから、80周年となるらしい。それを記念して、様々なイベントが行われる予定。その説明会(?)が総領事公邸で行われるとのことで、出席した。主に日系団体の方々ならびに日本との関わりのある方々が集まり、記念事業に積極的に参加してくださいとの説明。トロント商工会も、50周年式典を行う計画があり、早々80周年記念として、登録させていただきた(というよりも、領事館の方で手はずをとっていただいた)。

2008年は、なにかとXXX周年が目につく。たしか、ブラジルが移民100周年だとか、自分の母校が150周年だとか(関係ないか)、「赤毛のアン」出版100年、ある日系団体が20周年を迎えるなど。節目節目を数えて、振り返ることは、大切だと思う。自分も人生の節目50年で、この専務理事の仕事をさせていただくようになったが、はて、振り返るものは、なにかあるだろうか。

1月奨日
会長代理として、新企会新年会(百々徹 ニューヨークジャズトリオコンサート + 第18回新企会奨学金授与式及び2008年度新年会)に出席した。ディナーでは、お正月らしい料理をいただき、満足。その後のジャズコンサートでは、のりのりになった。併せて、新企会が続けている奨学金授与式があった。新企会は1990年に奨学金制度を設け毎年5名の将来有望な学生達に一人$1500 を援助しているとのこと。学生にとっては、この奨学金制度、非常にありがたいものだと思う。商工会が行っている教育支援とは、形が違うが、それぞれの日系団体がいろいろな形でこうした教育支援をしていることを見聞きし、いつも感心している。どこの団体も運営で楽なところはないが、将来、日加の架け橋となって活躍してくれる若者の支援として、今後も続けていって欲しい。

1月観日
国際観光振興機構(Japan National Tourist Organization, JNTO)という機関があるのをご存知でしょうか。そうです、観光誘致を推進している機関で、2007年Canada-Japan Tourism Exchange Year「Yokoso! Japan」を仕掛けている。トロント観光業界にとっては、911テロ、SARS、カナダドル高と悪いことが続き、低迷の時が続いているように聞いている。

そこの所長さんも商工会の会員さんで、いろいろご協力いただいているが、その方から、日本の理事長さんがトロントに来るので、商工会を代表して、昼食会に出てくれないかとの依頼を受けた。観光のことについては、まったくの門外漢だが、事前にいろいろ教えていただけるとのことで、これも勉強と、お引き受けした。また、偶然にも、来られる理事長さん、自分の前の会社の副社長を勤められた方で、部は違っていたが、まったく知らないわけでもなかった。昼食会は、大変おいしい中華で旅行会社、航空会社の方々が出席され、いろいろな問題、実情を話されていた。普段あまり知らないことも多く、貴重な機会であった。

1月備日
今年の一大イベント、「トロント日本商工会50周年式典、2008年度新年懇親会」の準備がピークに達した。当日は、2007年度理事会、2008年度会員総会、2008年度新理事会、50周年式典、そして2008年度新年懇親会と続く、長丁場。例年でさえ大変なところに来て、50周年式典では西田大使、来賓と例年以上に気を使うところが多く、準備はさらに大変。事務局のアシスタントさんは、直前は夜中まで、準備に励んでくれた。

専務理事(自分)はあいかわらず、ばたばたしているだけで役立たず。「こんなに働かしちゃいけないよな」と思いながらも、やるしかない状態で、大変頭が下がった。準備では、最後まで来賓が決まらず、会員企業さんからの口添え、領事館、大使館を通じての連絡など、本当に皆様にご迷惑をお掛けしながらも、助けていただき、なんとか形にすることができた。いろいろ反省はあるが、とにかく終えることができた。ご協力いただいた皆さまに、本当に感謝です。

戻る