
新専務理事のばたばた日記
第13回
危ない雪、雪かき車はもっと危険!?
− 専務理事、死にかける −

トロント日本商工会
伊東 義員
1月旅日
補習校高等部では、これまで年に2回外部から講師を招いて教育講演会を行っている。今回はトロントで情報誌を主宰している方をお招きして、旅の体験を通して感じた生き方、人生観を講演していただいた。アジアから、中東、エジプトまでを旅され、そこで知り合った人たちとの触れ合い、やさしさ、景観、遺跡のすばらしさなどを、スライドを中心に話していただき、高校生たちは熱心に聞き入っていた。一部の生徒は実体験がないため、単に旅行談、観光案内と受け取ったところもあったようだが、それは仕方ないだろう。
講演の後、雑談の中で次のようなことを言われた。「毎日、移動、移動の日々が続くと、刺激があり、それはそれで得るものはあるのだが、その内に感動が薄れてきて体力的にも疲れてくる。そうすると、一つの場所に安住することが、いかにすばらしいかを身にしみて感じた」と。こうした感覚、自分も考えたことがなかった。それはやはり、放浪した経験のある人にしか分からないものだと思う。でも、それを聞いたのは講演の後。惜しかった!これを講演の中で高校生に伝えて欲しかった!!
2月報日
今年度の商工会理事が先の会員総会で承認され、この会報誌「とりりあむ」の編集長(広報部長)さんも、交代することとなった。お疲れ様でした。いろいろ取り組んで、変わってきたかな?読者(会員さん)の方々の意見が聞きたいな?と勝手に願っている専務理事でした。
それはさておき、今年度の編集長さんの下、今年の企画を話し合う広報委員会がさっそく開催された。広報部長の引継ぎを行い、そのあと委員会へ。顔合わせから始まり(といっても、皆さんお忙しく欠席された方も多かったのですが)、今年の月別分担案(専務理事が勝手に割り振り?)を説明。昨年までの反省、検討課題を話し合い、具体的な今年の企画は次回3月に検討しましょうということに。みなさんの興味のある企画、役に立つ話題を探しています。みなさんからの要望をお待ちしています。(全部やるとはお約束できませんが・・・)
2月請日
50周年式典・新年懇親会も無事終わり、後は必要なお支払いをしなくてはと、お世話になったプリンスホテルさんに請求書をいつ頃もらえるかを打診した。(払う方ですから慌てることはないのですが、まあ、一応礼儀ですから)。「あと1週間くらいで」という返事を貰い、ゆっくり構えていたら、2日目くらいには届いた。早!!
やっぱり請求する方としては、早く請求しないとね。さすが!見積書(契約書)の数字と見比べて、間違っていないかを確認する。合っている、合っている。あ、これが割り引いてくれた分ね。よし、よし。今回、このイベントを担当してくれた中国系の女性、本当によくやってくれました。ありがとうございました。
2月車日
実は1月中旬、危うく死にかけた。
週末帰ってきた息子をアパートまで送っていった帰り道、雨で視界が悪かったので100キロでとろとろとHwy407を走っていた。突然、後方で、ドスンという追突音。一瞬、何が起こったのかわからず。すると左後方から突然、雪掻きトラックが、私の車体左側を擦りながら追い抜いていき、道路を右へ左へ。まったくコントロールできず前方100メール先で横転。自分は、なんとかハンドルを切らずにそのまま停止できた。目の前で車が横転し、火花を出しながら路上を滑る光景、まるで映画の1シーンのよう。急いで911し、さて、どうしたものかと考えていると、後続の車がどんどん増えてきた。
あ、そうだ!救出しなくちゃ!と思い、車外に出ようとすると、ゲ! ドアが開かず。ガンガンと蹴飛ばしてみるとなんとか開いた。出て、自分の車を見て、仰天!左後方のタイヤがない!ホイールも無残!よくこれで100キロ以上のスピードから、雨で濡れている道で横転もせず、停まれたものだ。
救出は? 数名のドライバーが様子を見に周りに寄ったが、横転して運転席がつぶれ、救出できず。結局、消防隊が来るまで手がつけられなかった。Hwy407は、この事故で5時間閉鎖。自分は、警察の聴取やら、現場検証やら、写真やらで、夜中1時過ぎまで拘束。後から聞いた話では、相手のドライバーは背骨損傷で地元の救急病院からサニーブルック病院へ転送されたとのこと。でも命に別状はなかった。よかった!この事故で、15年乗ってきた愛車は、ついに廃車することに。家族とともに過ごしてきた愛車でしたので、非常に残念。その後は、皆さんのご支援ご援助を頂き、2月中旬、新しい車を家族として迎えた。
事故に逢った直後、家に電話をした。その時返ってきた第1声、「おとうさん、半纏着ていったでしょう?」そうなんです。こんな事故に逢うことなど想定していなかったので、半纏(綿入れ、どてらとも言いますか)しか着ていかなかった。そんな格好で、マイナス気温の夜中、事故現場にいる日本人!きっと警察の方々、「日本人は変なもの着てるわ」と思ったに違いない!
2月P日
日加修好80周年記念行事・トロント総領事館主催のピアノコンサートを聴きにいった。場所は、国際交流基金のホール。クラシックも好きなおやじとしては、大変嬉しいご招待。若い日本人アーティストが海外でがんばっているのを知り、うれしい限り。演奏曲は、現代曲ずらり。聴いたことがない曲ばかり。現代曲自体は、学生のころ通った東京フィルの定期演奏会などで聴いたが、ピアノ曲は初めて。端のほうでおとなしくしていようと思っていたら、こちらへどうぞと案内されたのが、ど真ん中の最前列。まさに、ピアノにかぶり付き状態。この席で現代曲はつらいなと思っていたが、終わってみるとそうでもなかった。途中ちょっと、うつらうつらしたりして。いや、よかった、よかった。
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