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新専務理事のばたばた日記
第14回
バレンタイン(?)、理事会、セミナー、卒業式・・・
専務理事、東奔西走!

トロント日本商工会
伊東 義員
2月V日
今日は、年に1度の(当り前か)バレンタインデー(後の最初の土曜日)。土曜日とくれば、当然のように補習校へ。きっとチョコレートが飛び交っているんだろうな、と若者を羨むおやじ気分。2月は教員の方たちとの年次面接の月。朝からフルに予定が入っており、校長室に缶詰状態。派遣の校長先生が勤務評価を説明し、自分は次年度の勤務について、お願いをするという大切な面談。生徒と話をするのが楽しみで(決して先生方と話をするのが嫌なわけではありませんから誤解のないように)、補習校に毎週行くのだが、今日は時間が取れない。
「あ〜、もしかしたら今日は、生徒たちと話ができないかな」と思っていたが、昼前、30分ほど空き時間ができた。今しかない、と校長室を抜け出し、高等部3年のクラスに乱入。いつも、授業を邪魔して申し訳ありません。彼らとはあと1カ月しか話ができないと思うと、気持ちは特別。今日も、みんな揃っているかなと顔を出すと、女子生徒からチョコレート、クッキーなどを頂いた。うれしい、笑顔満面のおやじに変身。何年ぶりだろう。日本にいた頃もらった職場の義理チョコ以来だろうか。家に帰り、自慢気に「これ、生徒さんからもらったよ」と見せたら、即座に娘から一言。「お返しは、3倍返しだからね!」「え!昔は倍返しだったけど?」「今は3倍が常識だよ」なんで、お返しまで値上がりするの?でも、それはいいか。あの子たちだから。全部、一人で大変おいしくいただいた。
2月省日
今年最大のイベント、商工会50周年式典・2008年新年懇親会が無事終わったので、ご苦労いただいた方々で反省会を持った。主賓は、もちろんMCとして場を盛り上げていただいたYUKI NAKAMURAさん。他に、商工会会長、文化部長、全てを取り仕切っていただいたO氏、エンターテイメントを毎年お願いしていうるYミュージックのT氏、政府来賓の件で最後までお世話になった領事館のS氏、そして商工会事務局代表(それほどのものではないですが)の自分。本当は、一番大変だったN通のA嬢や事務局のY嬢も呼びたかったですが、あいにく都合がつかず、残念でした。
食事をしながら反省をしていただいた。「式典での英語のスピーチが良かった」「オンタリオの経済副大臣のスピーチ場慣れしていて、さすがだった」「福引の段取りがよく、10時までに予定通り終わったのはさすがだった」等、良いことづくめ。航空券福引でライバル会社の人に当たるといったハプニングあり、MCのYUKIさんにも福引が当たり、ともかくよかったとの意見(事務局の人間には当たる権利がない、と小さな声でぶつぶつ)。ただ、1点、大変なご協力をいただいたOカナダ様には、申し訳ないことをした。福引景品スライド作成の最終ドタバタで、プロに撮影してもらった日本酒の写真の差し替えができておらず、更にはご厚意で準備いただいた大変おいしい日本酒を皆様に振舞うことができなかった。全て段取りをした事務局(自分)の責任です。Oカナダ様、申し訳ありませんでした。
2月末日
会員である法律事務所D LLP、ジェトロトロントと3者協賛で、法律セミナーを開催した。内容は、「契約の常識と落とし穴」。ダウンタウンのD LLPさんのオフィス内会議室を使わせていただき、まことにありがたい。協賛ということで「冒頭、挨拶を」と言われ、なにも考えていなかったので、ちょっと慌てた。(挨拶なしって言ったのに、とブツブツ)。でもそこは何とか、調子のいい事を言ってしのぐ。今回もジェトロさんに全ておんぶにだっこで開催した次第で、協賛というにはおこがましいのですが、挨拶ではさも商工会が主催したかのような図々しさ。我ながら呆れた(自分で呆れてどうする!)。
でも、本当にこうしたセミナー、もっとやりたいんです。会員の皆さんの活動に役立つ情報をもっと発信したいと思っています。法律、会計、財務、為替、保険、技術革新、貿易、人事、生活、医療、教育などなど、これら全てをカバーして、日本人の方々に情報サービスを提供できるのは、商工会しかないと思っています。是非、みなさん、講師になってください。商工会事務所にも会議室があります(20名しか入りませんが)。小さなセミナーでしたら、できますので、やってくれませんか。(と、とにかく理由をつけて事務所に人を呼びたい寂しがり屋の専務理事でした)
3月延日
商工会の理事会は、年頭に年間開催予定日を決めるのですが、会長始め理事の方々は各会社の代表者で大変お忙しい身。理事会予定日は予めわかっていても、やはり本業優先は当然で、理事会に出席できないことはある。そうした実情を配慮して、商工会規則では、理事の過半数の出席で理事会有効としているが、それでも過半数お集まりいただけないことがある。3月の理事会がまさにそうであった。ぎりぎりまで理事の方々の予定を待っていたが、ついには過半数出席は無理と判断し急遽延期とした。
延期となると、じゃ、次は何時にするの?となるが、これがまた難しい。まずは、会長の都合を伺い、空いている日時をいくつか頂いて、次に副会長各位に都合を伺う。後は、事務局(自分ですが)が調整して、なるべく多くの方が出席できる日に決め打ちをする。今度は、なんとか過半数はお集まりいただけた。3月度理事会の中止(次回は5月)も考えたのですが、今回どうしても理事会で決めなくてはならない重要案件が2つあったのです。何だと思います?一つは、会長選出。なんと、昨年に引き続き、会長が4月1日付けで異動することになり、新会長をどうしても理事会で選出、承認してもらわなくてはならないことに。もう一つは、もっと大切(?)。夏のゴルフイベントの実施要綱の承認。今年は、これまで長年行ってきたコースから離れ、別の新しいコースでの開催となっている。そして、参加者人数も増やし、日系コミュニティーの人の参加枠を増やす計画。既に案内が出ていると思うので、どんどん参加してください。お願いします。
3月吹日
今年の冬は、とにかく雪が多い。補習校には、遠くはロンドン、バリーの北から通ってくる生徒たちもいる。中には数人でタクシーを毎週チャーターして、3時間くらいかけて通ってくる生徒たちもいる。やはり、その行き帰りの道路事情、天候はとても気になる。この冬最大のストームが今日、金曜日の夕方から補習校のある土曜日にかけて、オンタリオ州南部(トロント地域)を通過するという。特に土曜日の午後が一番、ひどくなるとの予報。
朝から天気予報、ストーム警報を何回もチェックし、明日の補習校をどうするか悩んでいる。特に、明日はたくさんの年度末行事があり、生徒たちがとても楽しみにしている日。幼稚部では、晴れ舞台の卒園式の練習、小学部では、校内ドッジボール大会の決勝や音読大会、中学部では生徒会年度末行事(文化祭)、高等部では和風祭(文化祭)、そして、先生方には、通知表の最終チェック(これは行事じゃない?)。改めて確認してみると、こんなにある。これを知って、ますます悩む。通学の安全を考えて休校にするか。生徒が楽しみにしている行事を優先するか。午後は、事務所に居ながら、ず〜とそればかり考え、窓の外を恨めしげに見上げ、頭を抱えていた(少し、禿げたかも?)。でも、3時までには決めなくちゃ。運営委員長に相談しようと電話したが、お忙しい方で外出の様子。つかまらなかった。あ〜、悩む。どうしよう。
そして、ぎりぎりまで悩んで、出した結論。「休校」。やはり生徒の安全を第一とした。開校としたら、行事を楽しみにしている生徒たちは、ストームの中、無理をしてでも登校してくるだろう。そうなると、ストームが一番激しくなる時間帯に下校することになり、とても心配。「休校」により、全ての行事が変更になり、その調整で、生徒、先生方には大変なことをお願いすることになったが、それらは全て私の責任です。
3月卒日
3月とくれば、卒業式。補習校でも盛大(?)に卒業式が行われた。専務理事は、補習校高等部校長を兼務するおまけ(失礼!)がついているので、今年は高校生6名を送り出すことに。幼稚園児から高校生まで、総勢約100名の卒業式となるので、1時間半ぐらいかかる。なるべく短縮しようと「校長の話は、派遣の校長先生からだけでいいでしょう」というささやかな抵抗をしてみたが、あっさり否決。ついには話をすることに。運営委員の時から、ここ数年、卒業式には出席させていただいているが、何を話したらいいのか、まったく考えが浮かばず。派遣校長先生は、さすが慣れていてすごい話をされるだろうし、さて、自分はどうしようか。自分が送り出すのは、6名。ひとりひとりの顔が浮かぶ。まだまだ、話し足りない気持ちが一杯。そんなことを考えていて、そうだ、ひとりひとりに話しかけようと開き直り、言葉を探した。やはり、顔を思い浮べながら考えると言葉は出てくる。卒業式という場にはもしかしたらふさわしくなかったかもしれないが、そこは新米素人校長ということでご勘弁を。
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