広報委員のひとりごと



東京の新交通機関
(東京が更に便利になります)




広報委員
奥野 隆之(カナダ東京三菱UFJ銀行) 

日本を離れて約1年。いつの間にか新たな地下鉄路線が今年6月14日に開業した。その名も「副都心線」。名称は池袋、新宿、渋谷という三大副都心を縦断して走るという路線の特色をイメージして名付けられたそうだ。

路線図や乗り換え案内で使用されるイメージカラーは茶色、路線記号は「F」(路線記号は耳慣れない用語だが、路線の頭文字が主に採用されている。例えば丸の内線は「M」、浅草線は「A」、日比谷線「H」、半蔵門線<これはHで日比谷線と重なるため、続く“蔵”の字から>「Z」)。

6月に渋谷、池袋間の約8.9qが完工、その延長線にある埼玉県までの直通運転が東武東上線、西武有楽町線・池袋線との相互乗入れで実現した(和光市〜渋谷間の総運行区間約20.2q、全16駅)。2012年度には渋谷から東急東横線と相互直通運転が行なわれる予定だそうで、埼玉県南西部から都心を経由し、神奈川・横浜方面に至る広域鉄道ネットワークとなる。

開業に伴って人の流れは一変すると言われており、数十億円の増収効果が見込まれている。東京メトロ初となる地下路線区間での急行運転も話題で、渋谷・池袋間所要時間は約11分(JR山手線利用時に較べ約4分短縮)。

同線整備目的は1都2県を乗り換え無しで繋ぐ利便性、山手線をはじめとする既存路線・主要駅の混雑緩和、延いては道路渋滞緩和(新路線は主要幹線道路である明治通りの下を走行)も狙っているらしい。

利便性アップに大いに喝采。ガソリン高騰時代の中、東京で自家用車を持つ必要性がまた薄れた?

次は成田空港を利用する旅行客にとって利便性がアップする朗報。
成田空港と東京都市部(日暮里)を結ぶ、京成電鉄の新型スカイライナーが2010年度に開業、全長64.1qの新アクセスルート(日暮里〜成田空港第2ビル駅間)を36分で繋ぐ。最高時速160q(新幹線以外では日本で最速?)、移動時間は現行ルートに較べ15分短縮される。山本寛斎氏がデザインを手がける初めての鉄道車両が導入されることとなっており、斬新な車両デザインも話題性が高い。

新路線開通により、トラブル時の迂回ルートの選択肢も広がる。便利になるのは嬉しい限り。公共交通機関を利用した外出の楽しみが倍増しそうだ。


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