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新専務理事のばたばた日記
突然、栃木県産業労働観光部国際課の方からメールを頂いた。どうやら、世界各地にある商工会宛に、各地にある(と思われる)栃木県企業人会、県人会の情報を教えて欲しいとのリクエスト。今年は、日本人ブラジル移住100周年ということで、彼の地では、皇太子さまを迎えて、盛大な催しが6月に行われた。前商工会会長の中山社長も、大変お忙しくされたはず。そんな折、栃木県の方々も現地ブラジルの企業人会に大変お世話になり、改めて海外各地の県人会や企業人会とのつながりの重要性を認識したらしい。 でも、トロントに栃木県人会って、あったっけ?いろいろ県人会はあるが、栃木?聞いたことがない。栃木県出身のみなさん、もしこっそり活動していたら教えてください。どんなところでつながりが活かされるかわかりませんので。 6月J2日 補習校高等部では、年に2回、外部の講師を招いて教育講演会を開催している。今年の春は、これまでの路線からちょっと変えて、主に経済を中心に講演をジェトロトロントにお願いした。 高等部3年生は、この6月末で現地校を卒業すると日本に大学受験のために帰国する生徒が多い。昨今の帰国子女受験では、面接、小論文、現地校成績でほぼ決まってしまう。その中で、面接や小論文で取り上げられるのが時事問題や、海外生活から得た経験知識。しかし、現地校と補習校の両立で忙しい生徒たちは、なかなかそうした知識を得る機会がない(と思う)。少しでも彼らの役に立てばと思い、企画した次第。内容的には高度なこともたくさん盛り込まれていたが、高校生向けにわかりやすくまとめたプレゼンを作成していただいた。 ジェトロ内におられる帰国子女の先輩に意見を聞いていただいたり、日本とカナダ双方からの見方を取り入れていただいたり、とお忙しい中かなりの時間と労力を費やしてくださったはず。感謝感謝。聞きなれない用語などもあったかもしれないが、生徒たちはメモをとり一生懸命聞いていた。一つでも、二つでも、知識として残るものがあればそれで十分。きっと、いつか役に立つから。 当日は、小学部の運動会と重なっていて補習校にいらっしゃる予定があったからか、保護者の方の出席が予想以上に多かった。反面、当日の朝、事故で401の閉鎖があり、講演会の時間に遅れた生徒、間に合わなかった生徒も多数。プレゼン資料と更に詳細な資料を配布し、希望する生徒には撮影したビデオをコピーしてあげた。役にたったかな。 6月G日 今日は、商工会行事「チャリティーゴルフ大会」当日。自分は今年はプレイしないが、終わった後の夕食会に出席することに。思えば、この大会の準備一切をお願いしたキヤノンの方々には、大変なご苦労をお掛けした。ここにお礼を申し上げたい。 まずは、会場。今年は、昨年まで10年以上続けていたゴルフ場から替わり、まったく新しいコース。加えて、ショットガンという一斉にスタートする方式。さらには商工会会員以外の方の参加枠も増やし、等々、とにかく初めての事柄が多い。年々、引き継いできたノウハウが活かせないケースも多発したはず。そんな状況にも関わらず、見事にコーディネイトしてくださった。 夕刻、会場に向かう高速で猛烈な雷雨に見舞われた。「もしかして、雷で中断したかな?雨には降られたろうな」などど思いながら会場に着くと、ちょうど皆さんがゴルフバックを車に積んでいるところ。どうやら、雨にも降られず中断もなかったようで、大体予定通りの時刻に終了できた模様。よかった、よかった。 夕食が始まり、川上総領事の挨拶、森商工会会長の挨拶と続く。自分は、ちゃっかり食事に集中。味はなかなか。ゴルフ場という条件を考えれば、上々。でも、たしか昨年打ち合わせしたときには、ビーフのチョイスもあったような・・・(その辺りは、キヤノンさんが話をされて決めたのでしょう)。各賞の発表に移り、素晴らしい成績がどんどん発表されていく。皆さん、さすが腕に自信のある方が多い。最後は、企業さんからの提供景品と航空券。 最初の航空券は全日空さん。岩井さんが抽選をされ、呼ばれた。「商工会、伊東様」。自分は、こうした抽選まったく縁がなかったので、一瞬、頭の中が空白。取り直して、立ち上がったものの、「事務局関係者が貰っていいの?」という考えが頭の中に。でも、どうしたものか考え纏まらず、取り合えず頂いた。さて、どうしましょう? 6月職日 事務局に求職やボランティアのメールや問い合わせが飛び込んでくることがある。日本で働いた経験があるので、日系企業を紹介して欲しいという中国系・インド系の人、日本人留学生にインターンボランティアをさせてあげられないかという学校からの問い合わせ、日本に帰国する駐在員で転職を考えている人を紹介して欲しいという日本にある外資系企業等々。基本的に、紹介、斡旋、情報提供はできないとお断りしているが、そんな中でも当地で日系企業に勤めたいというアジア系の人の問い合わせが一番多い。日本語ができることが、日系企業に勤めるときの有利な能力と思っているらしい。 理事さんはじめ、いろいろな方とお話をしていても、当地の会社運営上、日本語ができることは要求されていないように感じる。現地化が趨勢であり、しっかり英語ができることのほうが大切ではないか。自分はいまだに聞き取りがうまくないのだが、その中でも、インド系の人の発音は聞き取れない場合が多い。セールスの電話など相手に伝わらなければ、意味ないんじゃありません? 6月幼日 補習校では、今年度より幼稚部年中組が増え、幼稚部だけで50名近い幼児さんがいる。その幼稚部の運動会が行われた。前夜の雷雨でグランドの状態が心配されたが、なんとか開催できた。楽しみにしている(もっとも、幼児さんよりも保護者の方のほうかもしれませんが)運動会であり、よかった、よかった。 高等部の授業の合間に(といっても、授業を持っているわけではありませんが)、ちょっと見にいった。保護者の方々の暖かい目に囲まれて、幼児さんが一生懸命。走ったり、投げたり、踊ったり。そうしたわが子の姿を必死に追う保護者の方のカメラ、ビデオ。これぞ、まさに日本人的運動会の姿。そういえば20年近くも前、自分の娘の運動会で、でっかいカメラとビデオを抱えて同じように娘の姿を追いかけた思い出がある。みんなと反対方向に走ったり関係ない場所でひとり踊っていたり、はては相手のゴールにいってしまったりと、はちゃめちゃな娘だったが、とにかく楽しそうではあった。そうしたわが子の姿を見る保護者の気持ちはいつの時代でも変わらないものだと思う。そんな機会をできるだけ多く、子供たち、保護者の方々に提供したいと思った1日だった。 6月日本語日 国際交流基金の所長さんからお電話を頂き、ご相談があるという。日ごろより大変お世話になっている方であり、こころよくご用件を伺った。今年、8月に日加修好80周年記念行事の一環として、カナダ日本語教育振興会(CAJLE)の20周年記念年次大会がトロントで開催されることになった。従来は、教育者、研究者のための大会の意味合いが強かったが、せっかくトロントで行われるので、実業界の方と教育者の方との意見交換の場にしたい。ついては、商工会会員企業の方を数名、夕食会に招待したいとの申し出。 実は、自分も最近日本語が衰えているのを感じ、それをきっかけにして日本語への興味が湧き、昨年、個人でこの振興会に加入させていただいた。大会案内をもらっていて、この年次大会は参加するつもりでいた。非常に面白い提案だと思い(新しい試みにすぐ飛びつくのは悪い癖でしょうか)、さらに具体的にお話を伺うことに。所長さん、基金のプラグラム担当者、そしてCAJLEの大会運営の責任者でトロント大学の先生が、商工会事務所までご足労くださった。お話の趣旨は電話で理解していたので、具体的にどのような方にお声賭けすればよいかを中心に話をさせていただいた。 お話の中で興味深い点発見。大学で日本語を学ぶ理由が変わってきたとのこと。以前は、日本語を勉強して就職に有利になるようにとか、純粋に学問的興味が多かったが、最近では、それらよりも、J-POPやANIMEなど趣味の世界を直接日本語で理解したいとの思いから、日本語を学ぶ学生が増えてきたとのこと。どんな理由にしろ、日本語を学び、日本に興味を持つ外国人(?)が増えることは喜ばしい。そんな分野でも、商工会がお手伝いできればと思い、協力することに。早々、ご案内とお願いを会員企業さんに出した次第。 |