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カナダ医療体験談 その8
ラボ体験―インターンの採血には気をつけろ!
我が家でお世話になっているファミリードクターは、とにかく定期的に検査をすることを推奨している。毎年、秋口にほとんど全ての項目について検査をするだけでなく、ちょっと体調を崩すと、すぐにラボに行って検査をしてくるように言われる。 ![]() 商工会事務局 伊東 義員 今、ちょっと気になる成人病の症状が出ていてドクターから気をつけるように言われていることがあり、その年次検査でラボに行った。 2、3カ月に一度は行くので、そこのスタッフの顔はよく知っている。おそらくベトナムの人かを思える受付のおじちゃん、主のような黒人のおばちゃんがいる。 でも、今回は嬉しい(?)ことに、受付にいつものおじちゃんではなく、若い白人の女性が座って笑顔を振りまいている。いいね、いいね。処理もてきぱきとしていて気持ちがいい。どうやら大学から来ているインターンのようだ。 ほどなくして、名前を呼ばれ採血部屋に行くと、これまた若い白人(男性)が採血するという。大丈夫か?という不安がよぎる。(別に男性だからではありませんよ。)自分は腕の血管が細いのか深いのか、採血する人がいつも苦労しているのを経験している。左腕はまずダメで、右腕をばしばし叩いてなんとか血管を浮かせてやっとできる。案の定、その若い兄さん、どこに針を刺そうか悩んでいる。 右腕を叩くこと、しばし。やっと腹が決まったのか、やにわに針を突き刺した。でも、一向に血液が出てこない。すると今度は、前後に押してみたり引いてみたり。それでもだめとなると今度は左右に振り始めた。おいおい、ちょっと待ってくれ。こちらは痛くてたまらん。こんなこと初めて。針を刺された場所は、どんどんうっ血していく。なんで、中では血が出ているのに注射器に血が入って来ないの?ぐりぐりやること数回。結局、採血できず。大きな内出血の跡が残った。痛い! そのお兄さん、なんで採血できないのかわからない様子。 暫く注射器を睨めていたが、その内、「あ!針の大きさが違っている!」「大きな針が紛れ込んでいたんだ!」もう一人のインターンに言い訳のように話しかける。ちょっと勘弁してよ。どうやら自分の血管は細いので細い針を付けるつもりでいたが、号数別に整理されているケースに間違って太い針が紛れ込んでいて、それを付けてしまったらしいとのいい訳。そんな太い針で細い血管に突き刺し、ぐりぐりやったものだから、血管が切れ出血となった。 数少ない採血できる血管を壊してしまい、さて、どうする? 今度はちゃんと細い針をつけ、またまた腕をばしばし。出血している横にやっと血管を見つけ、ブス!同じように前後左右に針を動かして、やっと血管に刺さり、採血ができた。こんな痛い採血は生まれて初めて。 2時間後、2回目の採血が必要なのに凄く不安。さて、どこで採血するの? 頼りの右腕はもう使えないので、仕方なく今回は、なんと殆どされたことがない左腕にチャレンジ。これもやっぱり痛かった。ただでさえ血管が見えないのに、適当に針を刺し、やはり前後左右ぐりぐりの連続。針を刺してから血管探すの、やめてちょうだい。10年以上、このラボに通っているが、今思えばあの主のような黒人のおばちゃん、採血は凄くうまい。痛いと思ったことがほとんどない。 みなさんも、夏場、インターンのいる時期にラボに行くときには、気をつけたほうがいいですよ。 |